日本美容医療リスクマネジメント協会による総合補償制度 開始のお知らせ
 
日本美容皮膚科学会保険委員会
須賀  康・乃木田俊辰・木村有太子・朝山 祥子・長谷川敏男・林  伸和・
尾見徳弥

 美容皮膚科は,美容を目的とする皮膚科的な診療行為のことをあらわし,近年ではその医療技術の発展により,安全でダウンタイムの少ない治療が受けられるようになってきている。しかしながら,美容皮膚科は生命維持に必須な医療行為ではないために,真の医療過誤による医師・患者間の医療賠償の問題よりも,むしろ期待した効果が得られない,かえって症状が悪化した,費用が高すぎるなどの苦情も増えている様に思われる。これらを考慮すると,本邦における健全な美容皮膚科の発展を願った場合,医療過誤に対する賠償以外にも,何らかの形で苦情にも対応してくれる制度が確立している方が美容皮膚科診療に携わる医師にとっては心強い。

 そこで,日本美容皮膚科学会の理事会,評議員会(現,代議員会)では,美容皮膚科の実態に即した①医療過誤と②苦情の両方に対応するものとして,保険委員会を受け皿とした共済会を当学会内に組織してきた。すなわち,一般社団法人日本美容医療責任共済会と業務提携し,共済会を委託方式で運営することが,第30 回本学会総会の理事会、評議員会(2012年8月17日(金)〜19日(日))において承認された。

 その後,共済会では2018年6月に,元 日本美容皮膚科学会理事長の坪井良治が理事長に就任し,2019年4月に美容医療賠償責任保険の許可が正式に金融庁から認められると,2019年6月には団体名を一般社団法人 日本美容医療リスクマネジメント協会へと改称。同年10月1日から同協会としての募集も可能となった。

 以上のような経緯をもって,今回は医賠責の内容,とくに約款,補償限度額および掛け金,カバー範囲についての詳細を示し,日本美容医療リスクマネジメント協会への加入を呼びかけるものとした。以前の共済会と大きく異なる点は,賠償責任保険の部分は東京海上日動火災保険株式会社(担当課:医療・福祉法人部 法人第一課)が行ない,クレームの受付と審査を担当するリスクマネジメント協会とのタイアップで総合補償制度を構築していることである。美容皮膚科の分野で働く医師がスキルを身につけて,患者QOLの向上のため安心して働けるようになれば何よりの幸甚である。

 なお,実際の賠償責任保険制度の詳細とリスクマネジメント協会への入会に関しては,以下の入会案内・申込書を参照されたい。  【令和2年2月14日】【令和2年12月14日, 一部改訂】

 
 
 
注意:本協会に関わる問合せは、学会事務局では承っておりませんので下記へ直接
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